宮崎 恭介 医師

[勤務病院]
みやざき外科・ヘルニアクリニック
理事長・院長

〒060-8503
札幌市中央区北5条西2丁目JRタワー
オフィスプラザさっぽろ7階
TEL/011-209-5283

URL/http://www.medical-plaza.com/m-hernia/

国内トップの日帰り手術実績を誇る

 そけい(鼠径)とは太ももや足のつけねの部分のことをいい、ヘルニアとは体の組織が正しい位置からはみ出した状態のこと。つまりそけいヘルニアは、お腹の中にある臓器(小腸、大腸、大網という膜、女児であれば卵巣、卵管)が飛び出してきてそけい部が腫れてくる病気で、脱腸とも呼ばれる。
 性別では、男性の方が女性に比べると圧倒的に多く、成人では男性が8~9割、残る1割程度が女性となる。これは体の構造上、そけい管のサイズが男性の方が大きいためと考えられている。ただ、二足歩行をしている人間の体の中でもっとも大きな腹圧がかかるのがこのそけい部。構造的な問題のため、小児から高齢者まであらゆる世代がそけいヘルニアにかかる可能性を持っていると言えるだろう。
「特に40代以上では、そけいヘルニアの発生に職業が関係していることが指摘されており、腹圧のかかる製造業や立ち仕事に従事する人に多いことがわかっています」と宮崎院長。また便秘症の人、肥満の人、前立腺肥大の人、咳をよくする人、妊婦も注意が必要だ。

メッシュシートを用いた再発の少ない手術を実施

 米国ではそけいヘルニアで受診する人が年間80万人いるといわれ、専門の外科医がいるほど一般的な病気。日本では14万人と推定されているが、「恥ずかしい病気」というイメージのため、受診を渋っている潜在的な患者も多いと推定されている。
 そけいヘルニアの原因となるのは加齢に伴う筋膜の緩み。運動などのトレーニングで強くすることはできないのに加え、薬や注射などの薬物療法でも根本的に治すことができない。そのため手術による治療がおこなわれる。同院では、ヘルニアの出口を広くメッシュのシートでふさぐ方法で手術をおこなっている。
「成人のそけいヘルニアには、外そけいヘルニア、内そけいヘルニア、大腿ヘルニアの3つの種類があり、筋膜が弱くなる場所によって違います。10年ほど前までは、ヘルニアの出口の筋膜や筋肉を糸でしばってふさぐ方法が盛んにおこなわれていましたが、術後の痛みが強く、1週間程度の入院が必要。また再発率は10~15%もあり、満足できる手術成績ではありませんでした。そこで現在ではメッシュによるヘルニア修復術が主流。

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 メッシュを使うメリットは筋膜や筋肉を無理に縫い合わせないので痛みが少なく、早期社会復帰が可能で、再発が極めて少ないことです」と宮崎院長は教えてくれた。日本では4種類のメッシュがあり、同院ではそけいヘルニアの種類や患者に状態合わせてメッシュを使い分けている。
 また同院の大きな特徴は、この手術が日帰りでおこなわれることだ。朝9時に来院し、30分後に手術を開始。約1時間で終了した後、麻酔が覚めたら軽食をとり、リカバリールームで安静。午後に術後の状態を診察し、問題がなければ午後3時頃には退院となる。しかも翌日から通常の生活に戻ることができる。
 宮崎院長の成人そけいヘルニアの日帰り手術実績は3212例(2011年12月現在)。これは大学病院を含め、国内全医療機関の中でダントツのトップとなっている。

そけいヘルニア以外にも日帰り手術に対応

 宮崎院長は聖マリアンナ医科大学卒業。愛育病院、北大病院などで勤務後、道内初の日帰り手術専門クリニックとして同院を2003年に開院した。道内唯一のオフィスサージョン(外来外科手術専門医)として、そけいヘルニア以外にも下肢静脈瘤、痔、おでき、いぼ、乳腺のしこりなどにも日帰り手術を実施。日帰り手術成功率はほぼ100%を維持している。

(2012/03/15)

ドクターの略歴、活動内容

宮崎恭介(みやざき きょうすけ)/1966年生 

プロフィル

1991年
聖マリアンナ医科大学卒業。
同年6月医師免許取得(医籍登録第342887号)し、北海道大学医学部第2外科に入局。
新日鉄室蘭総合病院、栗山赤十字病院、愛育病院、北海道大学病院など勤務を経て、1997年4月より手稲渓仁会病院外科勤務。
1998年
北海道大学医学部大学院卒業、学位取得(医学博士)
2003年
みやざき外科・ヘルニアクリニックを開院

所属

・日本外科学会認定医
・消化器外科専門医・指導医
・麻酔科標榜医
・アメリカヘルニア学会会員
・日本ヘルニア学会評議員
・検診マンモグラフィ読影認定医師
・日本短期滞在外科手術研究会常任幹事
・聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科非常勤講師